荻窪は30代夫婦・ファミリー層でも住みやすい!子育てのしやすさや治安について紹介
源頼義や徳川将軍家にゆかりのある荻窪八幡神社や太宰治や井伏鱒二などの有名作家が移住したことでも有名な荻窪。
荻窪は商店街や公園、更に子育て支援制度も充実していることから実は子育て世代の多い30代夫婦にとってもおすすめの街となっています。
今回は荻窪の魅力や子育てのしやすさ、気になる治安面などについてくわしく紹介します。
これから子育てをする30代夫婦の方や住みやすさを重視する方はぜひ参考にしてみてください。
荻窪の住みやすさ
荻窪は東京23区のなかでも自然が多い杉並区にある荻窪は、子育て世帯も住みやすい場所として知られています。
荻窪の住みやすい理由については以下のものが挙げられます。
交通アクセス
JR総武線、JR中央線、東京メトロ丸の内線の3路線が交差する荻窪は都心へのアクセスが良好で、新宿駅まで約10分、東京駅まで約24分で、乗り換えなしで行けます。
しかし、荻窪駅の1日の平均乗車人員は7万人程度と、通勤や通学の時間帯にはどの路線も非常に混雑しやすいので注意が必要です。
ちなみにこの数字は年々増加しているため、ラッシュ時の乗車は覚悟しなければいけません。
しかし東京メトロ丸の内線も混雑する電車として知られていますが、荻窪駅が始発であるため座って乗車できるという大きなメリットもあります。
特に働き盛りの30代にとってはうれしいポイントだといえるのではないでしょうか。
周辺の公共施設
荻窪には自然に恵まれた公園があり、昭和12年に開園した荻窪公園や日本初のクラシック音楽評論家である大田黒元雄氏の屋敷跡に設けられた大田黒公園が代表的です。
大田黒公園は杉並区の区立公園として初めての回遊式日本庭園であり、荻窪の緩やかな起伏と自然の地形を活かしています。
ほかにも大小さまざまな公園が荻窪には16ヶ所あり、小さなお子様を連れた方でも快適に過ごせる環境が整っています。
さらに南荻窪図書館では絵本の読み聞かせやバリアフリー映画会などのイベントが充実しており、小さい子どもをもつ30代夫婦の方にとっては住みやすいといえるでしょう。
ショッピング・商店街
荻窪には多くの商店街があります。
たとえば約550mにわたる直線の商店街である日大二高通り商店会や、飲食店やショップが豊富で家族連れにも楽しめる教会通り新栄会、イチョウ並木が美しい地域密着型の八丁通り商店街が有名です。
さらに、本格的なインド料理や老舗の和食店が楽しめる荻窪すずらん通り商店街や仕事帰りに楽しめる居酒屋が豊富な荻窪日の出街商店街、昔ながらの店や季節ごとに咲く美しい花が魅力の荻窪南口仲通り商店会、ロックフェスティバルやイルミネーションが特徴の荻窪銀座商店街もあるので買い物にも困りません。
また、駅ビルのタウンセブンは年中無休で営業しているため、仕事帰りや休日などいつでも訪れることができるのも魅力です。
都内のようにハイセンスなブランドショップや高級感あふれるモールが立ち並んでいるわけではないものの、ファミリー層や30代の夫婦にとっても荻窪は住みやすい街だと言えるでしょう。
荻窪の子育てのしやすさ
荻窪は交通アクセスや周辺施設が充実しているだけではなく、子育て世代にも助かる制度や施設が提供されています。
荻窪の子育てのしやすさについて紹介します。
産後ケア事業が受けられる
荻窪では出産時に授乳や育児相談などのケアを日帰りまたは宿泊で受けられる産後ケア事業があります。
また、新生児の聴覚検査に関しては一部助成が行われるため、検査費用が家計に大きな負担をかける心配はありません。
ちなみに乳幼児等医療費控除は0歳から15歳までの子どもが対象で、医療費の自己負担額を助成してくれるため、風邪や怪我の際も安心です。
さらに妊娠時と同様に杉並子育て応援券が交付され、1人につき3万円、3人目以降の子どもには3万5,000円分が支給されます。
ほかにも荻窪では気軽に立ち寄れてほっと過ごせる場所を目指した子ども・子育てプラザや多胎児を子育て中の保護者の情報交換の場として多胎児のつどいが設けられています。
万が一の時の一時保育や一時預かり、子育て講座として離乳食の作り方を教える講習会の開催、子育てに対する不安を電話でも相談できるゆうラインの開設など、親子に寄り添ったサービスを多数展開しているので30代夫婦におすすめです。
保育園・幼稚園が多い
荻窪駅周辺には多様な保育施設があり、認可保育園、認証保育園、小規模保育事業など以下のような様々な選択肢があります。
- まなびの森保育園荻窪(南口徒歩6分)
- 荻窪保育園(ピノキオ幼児舎・北口徒歩3分)
- にじいろ保育園荻窪一丁目
- 頌栄保育園(バス利用)
杉並区は5年連続で「待機児童ゼロ」を達成していますが、希望する保育園に入園できない場合もあるため、複数の園への申し込みがおすすめです。
とくに0歳児クラスは年度途中でも空きが出ることが多く、育休復帰のタイミングに合わせた入園もできます。
子育て支援制度も充実
杉並区の主要な子育て支援制度も充実しており、30代夫婦にとっても安心できる環境が整っているといえます。
- ゆりかご面接:子育て応援券1万円分+出産応援ギフト5万円相当
- 児童手当:中学生まで支給
- 子ども医療費助成:高校生まで拡大予定
- 妊婦全員への助産師・保健師による面接
- 新生児訪問事業
- 一時預かり事業
- 病児・病後児保育
上記のような支援制度により、妊娠期から子育て期まで切れ目のないサポートを受けることができます。
なかでも特に「ゆりかご面接」は全妊婦を対象とし、経済的支援と相談支援の両面でサポートを提供している点が特徴的です。
以上のことから荻窪は子育てしやすい環境が整っているといえるでしょう。
荻窪の家賃相場
家賃相場については不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」によると、杉並区のワンルーム平均は 約8.64万円、1K 平均は 約9.56万円、1DKで約12.27万円、1LDKは約15.98万円 に設定されています 。
荻窪は特に敷金・礼金なしの物件が多く、初期費用を抑えて住み始められる点が大きなメリットといえます。
また近隣駅である西荻窪駅や高円寺駅よりもやや高めですが、交通利便性を考慮すれば妥当だといえるでしょう。
荻窪駅南口エリアの方が北口エリアよりも家賃相場が若干高い傾向にあります。
またLIFULL HOME’Sが公開するデータによると、荻窪駅の中古マンションの価格相場は6,199万円(築年数指定なし)となっており、周辺駅と比べると三鷹(5,534万円)よりも高く、中野(6,405万円)よりも低い水準で平均的だといえます。
物件や間取りによっては高くなるケースもありますが、利便性が高いエリアであり都心部への通勤・通学を行う方や近場で買い物を済ませたい30代夫婦にはピッタリです。
荻窪の治安はいい
荻窪駅が位置する杉並区は東京23区の中では犯罪発生件数が少ないと考えられます。
たとえば新宿区では2025年7月に発生した犯罪件数は合計3,953件、練馬区は2,033件となっています。
しかし一方、杉並区の犯罪発生件数は2025年7月時点で1,399件であり、荻窪1丁目から5丁目に限ると64件のみです。
日本国内においても東京は非常に高い犯罪発生率を持つ地域ですが、その中でも杉並区は比較的治安が良く、安心して生活できるという大きなメリットがあります。
駅周辺では犯罪発生件数がやや高いものの、それ以外の地域では犯罪件数が多くても20件程度であり、凶悪犯や粗暴犯はほとんどありません。
治安が良いとされる杉並区の中でも荻窪駅周辺は特に治安の良いエリアといえますが、やはり駅周辺は人が多く賑わっているため少し注意が必要です。
荻窪周辺の防災について
杉並区には妙正寺川、善福寺川、神田川が流れています。
特に善福寺川は中央線を南北にまたいで流れ、荻窪駅の南側に広く流域を広げているため上萩2丁目から荻窪2~5丁目は善福寺川流域で20cm~最大4mの浸水リスクがあります。
また、荻窪駅周辺は平坦な地形が続いているため、万一の際には駅周辺や大通りを中心に最大30cm程度の浸水がある可能性があります。
さらに青梅街道と環八通りが交差するアンダーパスは3m~4mの浸水リスクがあり、水害時は水没リスクに注意が必要です。
杉並区では震災時と風水害、土砂災害時で避難所の開設や順序が異なります。
事前に家族で避難所の位置を確認し、万一の場合はどこへ向かうのか決めておくことが大切です。
すぎナビ防災マップなどを活用し、避難経路をシミュレーションしておくことをおすすめします。
荻窪は子育て世代の30代夫婦も暮らしやすい街
今回は荻窪の魅力や子育てのしやすさなどについて紹介してきました。
豊富な商店街や大型の駅ビルがある荻窪は交通アクセスも良いので共働き(DINKs)30代夫婦にもおすすめです。
また子育て世帯に対する支援が充実しているだけではなく、治安も比較的よいため子どもを育てていくうえでも安心できるエリアといえるでしょう。
もちろん単身者やカップルでも楽しく過ごせる荻窪は、新しい生活をスタートさせる場所としてとても適しているエリアです。
今回の記事を参考にぜひ荻窪での理想の暮らしを見つけてみてください。