相続不動産に売却期限はありませんが、売るか迷う場合は査定額、相続税、相続登記、税制特例の期限を確認しておきましょう。

期限は相続税の申告・納付が相続開始を知った日の翌日から10ヶ月以内、相続登記が不動産を取得したことを知った日から3年以内です。(参考:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」

売却時の税制特例では、取得費加算の特例や空き家の3,000万円特別控除なども確認します。

確認する内容 期限の目安 売却前に見ること
相続税の申告・納付 相続開始を知った日の翌日から10ヶ月以内 相続税が発生するか、売却代金を納税に充てるか
相続登記 相続で取得したことを知った日から3年以内 名義変更が済んでいるか、相続人全員の協力を得られるか
取得費加算の特例 相続開始から3年10ヶ月以内が目安 相続税を支払っており、特例の対象になるか
空き家の3,000万円特別控除 相続開始から3年目の年末までが目安 被相続人が住んでいた家か、耐震性や売却価格などの条件を満たすか
査定額の確認 売却を迷い始めた段階 納税資金、ローン残債、売却後の手残りを見込めるか

取得費加算の特例や空き家の3,000万円特別控除は条件が細かいため、使えるか迷う場合は税理士や税務署へ相談しましょう。(参考:国税庁「No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例」国土交通省「空き家の発生を抑制するための特例措置」

3年以内に売らなくても売却はできますが、特例の期限を逃すと税負担が増える場合があるため早めに確認しておくことが大切です。

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株式会社WALLMATE不動産(ウォールメイト不動産)

売買仲介業・不動産開発事業などを手がける不動産会社が運営

免許番号

宅地建物取引免許:国土交通大臣(2)第 9362 号
住宅宿泊管理業者登録:国土交通大臣(02)第 F00179 号
一級建築士事務所登録:東京都知事 第 65262 号 
不動産特定共同事業許可番号:東京都知事第183号
Contents
  1. 相続不動産の売却期限はある?
  2. 相続不動産を売却するなら3年以内がおすすめな理由
  3. 相続不動産は売らないとどうなる?
  4. 相続不動産を売却する際にかかる税金
  5. 相続不動産の売却後は確定申告が必要?
  6. 相続不動産を売却する流れ
  7. 相続不動産を売却する際の注意点
  8. 相続不動産の売却におすすめの一括査定
  9. 相続不動産の売却期限に関するQ&A
  10. 相続不動産は売却期限を意識して早めに判断を|まずは一括査定で相場を確認

相続不動産の売却期限はある?

相続 不動産 売却 期限

相続不動産の売却に法律上の明確な期限はありませんが、相続税の申告・納付や相続登記、税制特例には期限があります。

期限の種類 期限の目安 関係する人 期限を過ぎた場合のリスク 最初にやること
相続税の申告・納付 相続開始を知った日の翌日から10ヶ月以内 相続税が発生する人 延滞税・加算税が発生する場合がある 相続税の有無を確認する
相続登記 不動産を取得したことを知った日から3年以内 不動産を相続した人 過料の可能性があり、売却準備も遅れやすい 登記書類を準備する
取得費加算の特例 相続開始から3年10ヶ月以内の売却が目安 相続税を払った人 譲渡所得税の軽減機会を逃す場合がある 税理士へ対象になるか確認する
空き家の3,000万円特別控除 相続開始から3年目の年末までの売却が目安 一定の空き家を売る人 控除を使えない場合がある 条件確認と査定を進める
固定資産税 毎年1月1日時点の所有者に課税 不動産を保有し続ける人 売却しない間も維持費負担が続く 年間維持費を確認する

期限を混同すると納税準備が遅れたり税負担が増えたりするため、自分に関係する期限と最初の手続きを押さえておきましょう。

相続税の申告期限は10か月

相続税の申告・納税期限は死亡を知った日の翌日から10ヶ月以内で、過ぎると加算税や延滞税がかかる場合があります。(参考:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」

売却代金を納税に充てる場合は相続人の確認や登記、査定にかかる期間も踏まえて早めに動くのがポイントです。

フェーズ 主な工程 所要期間の目安 早めに進めたい理由
権利の確認 戸籍収集、相続人調査、遺産分割協議 約1〜3ヶ月 相続人全員の合意が必要になるため
名義変更 相続登記の申請 約1〜2週間 名義変更前は売却手続きを進めにくいため
売却準備 査定、媒介契約、必要書類の確認 約1〜2ヶ月 査定額を見ないと納税資金の見通しを立てにくいため
売却活動 広告、内見、価格交渉、売買契約 約3〜6ヶ月 買主が見つかる時期は市場環境に左右されるため
決済 残代金の受け取り、引き渡し 約1ヶ月 納税に使う資金を確定させる必要があるため

売却代金を納税に充てるなら相続税の有無と査定額を早めに確認し、10ヶ月以内の売却が難しい場合は自己資金や延納も税理士へ相談しましょう。

相続不動産の相続登記期限は3年以内

相続登記は、不動産を取得したことを知った日から3年以内に申請しましょう。

法務省では正当な理由なく申請しない場合は10万円以下の過料が科される場合があると案内されています。(参考:法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」

売却予定があるなら3年の期限を待たず査定と並行して相続登記を進め、協議がまとまらない場合は司法書士へ相談しましょう。

相続登記前に確認すること
  • 登記名義が亡くなった人のままになっていないか
  • 相続人全員で遺産分割協議が済んでいるか
  • 売却する人の名義へ変更できる状態か
  • 戸籍謄本や遺産分割協議書などの書類を用意できるか

相続不動産の税制メリットには期限がある

相続不動産の売却に期限はありませんが、取得費加算の特例や空き家の3,000万円特別控除を使うには期限と条件があります。

相続不動産の売却で関係しやすい特例
  • 取得費加算の特例:相続税を支払った人が対象になる場合がある
  • 空き家の3,000万円特別控除:一定の空き家を売却する人が対象になる場合がある

相続財産を譲渡した場合の取得費加算の特例

取得費加算の特例は、相続税が課税された財産を相続・遺贈で取得した人が対象で、売却期限は相続税の申告期限から3年以内です。(参考:国税庁「No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例」

特例を使用すると支払った相続税の一部を加えられ、譲渡所得税の負担を抑えられる場合があります。

取得費加算の特例で見ること

対象者:相続または遺贈で財産を取得し、相続税を支払った人

売却期限:相続開始から3年10ヶ月以内が目安

最初に見ること:相続税を支払っているか、売却予定の不動産が特例の対象になるか

空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除

空き家の3,000万円特別控除は、一定要件を満たす相続空き家を令和9年12月31日までに売却した場合に譲渡所得から最高3,000万円まで控除できる制度です。(参考:国税庁「No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」

相続した家すべてに使える特例ではないため、売却予定がある場合には3年以内を目安に税理士や税務署へ確認しましょう。

空き家の3,000万円特別控除で見ること

対象者:一定の要件を満たす相続空き家を売却する人

売却期限:相続開始から3年目の年末までが目安

制度の適用期限:令和9年(2027年)12月31日まで

最初に見ること:空き家の条件、耐震性、売却価格、適用期限

相続不動産を売却するなら3年以内がおすすめな理由

相続 不動産 売却 期限

相続不動産は3年以内に売らなくても売却できますが、税制特例や維持費、老朽化リスクを考えると早めの検討がおすすめです。

理由 メリット 対象になりやすい人 注意点
取得費加算の特例 譲渡所得税を抑えられる場合がある 相続税を支払った人 期限と条件を税理士へ確認する
空き家の3,000万円特別控除 譲渡所得から最大3,000万円を控除できる場合がある 被相続人の居住用家屋を売る人 築年数、耐震性、居住状況などの条件がある
維持費を減らせる 固定資産税や管理費の負担を抑えられる 使う予定がない人 売却完了までは管理が必要
老朽化前に売れる 価格下落リスクを抑えられる 空き家を放置している人 査定額は市場環境で変動する

取得費加算の特例と空き家の3,000万円特別控除は併用できないため、売却益や相続税額をもとに試算します。

特例 概要 主に関係する人 期限の目安 確認先
取得費加算の特例 相続税の一部を取得費に加算できる制度 相続税を支払った人 相続開始から3年10ヶ月以内の売却が目安 税理士・税務署
空き家の3,000万円特別控除 一定の空き家売却で譲渡所得から最大3,000万円を控除できる制度 被相続人の居住用家屋を売る人 相続開始から3年目の年末までが目安 税理士・税務署

3年以内でも必ず節税できるわけではないため、査定額や相続税、空き家の状態、特例条件を見て売却時期を決めましょう。

「相続財産を譲渡した場合の取得費加算の特例」が使える

相続税を支払った人は、取得費加算の特例で譲渡所得税を抑えられる場合があります。

一定期間内に相続不動産を売却した場合、相続税の一部を取得費に加えられ、譲渡所得税を抑えられる場合があるためです。(参考:国税庁「No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例」

使えるかは相続税の申告状況や売却予定日で変わるため、税理士や税務署へ相談しましょう。

取得費加算の特例で見ること

対象者:相続または遺贈で財産を取得し、相続税を支払った人

売却期限:相続開始から3年10ヶ月以内が目安

最初に見ること:相続税を支払っているか、売却予定の不動産が特例の対象になるか

「空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除」が適用できる

一定要件を満たす相続での空き家は、空き家の3,000万円特別控除を使える場合があります。(参考:国税庁「No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」

対象になるのは相続開始直前に被相続人が住んでいた空き家で、昭和56年5月31日以前の建築や売却代金が1億円以下などの条件を満たす場合です。

空き家の3,000万円特別控除で見ること

対象者:一定の要件を満たす相続空き家を売却する人

売却期限:相続開始から3年目の年末までが目安

制度の適用期限:令和9年(2027年)12月31日まで

最初に見ること:空き家の条件、耐震性、売却価格、適用期限

固定資産税と維持費の負担を早期に止められる

相続不動産を使う予定がない場合、早めに売却すると固定資産税や維持費の負担を減らせるでしょう。

固定資産税や火災保険、管理費、修繕費は保有中にかかり続け、管理不全空家や特定空家への勧告を受けると住宅用地特例が外れる場合もあります。(参考:大阪市「固定資産税」国土交通省「空家法とは」

保有中にかかりやすい費用
  • 固定資産税
  • 火災保険料
  • 管理サービス費
  • 草木の手入れや清掃費
  • 屋根・外壁・設備の修繕費

使う予定がない相続不動産は、年間維持費と査定額を比べて保有または売却を決めましょう。

特定空き家に指定される可能性もある

管理が不十分な空き家は、管理不全空家や特定空家として指導・勧告の対象になる場合があります。

国土交通省では、放置空き家は倒壊や害虫、不法侵入などで周辺に悪影響を及ぼすため、管理不全空家も指導対象になると説明しているためです。(参考:国土交通省「空家法とは」

空き家放置で起こりやすいリスク
  • 倒壊や外壁落下などの危険
  • 害虫や異臭などの衛生問題
  • 草木の越境や景観の悪化
  • 不審者の侵入や防犯上の不安
  • 勧告による住宅用地特例の対象外

空き家の管理が難しい場合は、売却や賃貸活用を含めて早めに方向性を決めましょう。

相続後3年以上経過しても売却はできる

続から3年以上経過しても売却はできますが、特例を使えない場合や老朽化で査定額が下がる可能性があります。

売却年の1月1日時点で所有期間が5年を超える土地や建物は長期譲渡所得として計算し、相続不動産は亡くなった人の取得時期を引き継げる場合があるでしょう。(参考:国税庁「No.3208 長期譲渡所得の税額の計算」

区分 所有期間 税率の目安 売却前に見ること
短期譲渡所得 5年以下 39.63% 取得時期と売却予定日
長期譲渡所得 5年超 20.315% 所有期間を引き継げるか

相続から3年以上経っている場合は、特例の適用可否や譲渡所得税、価格下落を見たうえで、税理士や不動産会社へ相談してください。

相続不動産は売らないとどうなる?

相続 不動産 売却 期限

相続不動産は、売却せずに保有し続けても違法ではありません。

一方で固定資産税や維持費は毎年かかり、空き家の管理不足や共有名義の放置は指導や権利者増加につながるリスクがあります。

リスク 起こりやすいこと 影響が大きい人 早めに確認すること
固定資産税・維持費 毎年費用がかかる 使う予定がない人 年間維持費
特定空き家指定 税負担増加や行政指導につながる場合がある 空き家を管理できない人 建物状態・自治体対応
資産価値下落 老朽化で売りにくくなる 築古物件を相続した人 現在の査定額
共有名義トラブル 売却や解体に共有者全員の同意が必要になる 兄弟で相続した人 共有者の意向
相続人増加 次世代に権利が広がる 放置期間が長い人 相続登記と名義整理

相続した不動産を使う予定がない場合は査定額と年間維持費を比べ、売却・賃貸・管理代行の方向性を決めましょう。

固定資産税と維持費の継続的な負担がかかる

相続不動産は住んでいない家や使っていない土地でも、所有している限り固定資産税が毎年かかります。(参考:e-Gov法令検索「地方税法第343条」

税金以外に火災保険や管理費、清掃費、修繕費もかかるほか、空き家を放置すると雨漏りや害虫、近隣への越境につながる場合もあるでしょう。

保有中にかかりやすい費用
  • 固定資産税
  • 火災保険料
  • 管理サービス費
  • 草木の手入れや清掃費
  • 屋根・外壁・設備の修繕費

使う予定がない相続不動産は年間維持費と査定額を比べ、「売る」「貸す」「管理を続ける」のどれが現実的か検討してください。

特定空き家指定による税額増加リスクがある

管理が不十分で倒壊や衛生上の問題がある空き家は、特定空家や管理不全空家として指導・勧告を受ける場合があります。(参考:e-Gov法令検索「空家等対策の推進に関する特別措置法」

段階 行政の対応内容 所有者が見ておくこと
調査 市区町村が空き家の状態を確認する 建物の劣化や近隣への影響
助言・指導 修繕や管理改善を促される 対応にかかる費用と期限
勧告 改善を求められ、住宅用地特例の対象外になる場合がある 固定資産税の増加リスク
命令 命令違反で過料の対象になる場合がある 自治体からの通知内容
行政代執行 自治体が解体などを行い、費用を請求する場合がある 解体費や修繕費の見込み

売らない場合でも建物の状態を定期的に見て、修繕・解体・管理代行のどれで対応するかを決めましょう。

相続不動産の資産価値が下落する

相続不動産を放置すると、老朽化により売却価格が下がる場合があります。

空き家は換気や修繕の機会が減るため、雨漏りやシロアリ被害、設備故障が進み、状態が悪いほど買主が見つかりにくいです。

国土交通省の令和6年調査では、空き家管理の心配事として「住宅の腐朽・破損の進行」が約76%と最も高いことからも、老朽化前に査定額を見て売却か保有かを検討しましょう。参考:国土交通省「令和6年空き家所有者実態調査結果」

価格下落につながりやすい状態
  • 雨漏りや外壁のひび割れがある
  • 給排水管や設備が古い
  • シロアリ被害や腐食がある
  • 庭木や雑草の管理ができていない
  • 解体費や残置物処分費がかかる

築年数が古い家や長期間使っていない家は修繕前提の査定になる場合があるため、現状の査定額と修繕・解体費を比較してください。

共有名義での売却が困難になる

共有名義の相続不動産を全体として売却するには、共有者全員の同意が必要です。

民法では共有物の変更に共有者の同意が必要とされるため、不動産全体の売却は1人でも反対すると進められません。(参考:e-Gov法令検索「民法第251条」

共有名義のまま放置すると次の相続で権利者が増え、売却・解体・賃貸活用の合意形成に時間がかかるリスクもあります。

共有名義で先に話し合うこと
  • 売却するか、保有するか
  • 誰が管理費や固定資産税を負担するか
  • 売却する場合、誰が窓口になるか
  • 賃貸や活用を検討するか
  • 相続登記を誰の名義で進めるか

共有者の意向が分かれる場合は査定額や維持費を共有して方向性を決め、話し合いが進まないときは司法書士や弁護士へ相談しましょう。

相続不動産を売却する際にかかる税金

相続 不動産 売却 期限

相続不動産の売却では、売却代金ではなく取得費や譲渡費用を差し引いた譲渡所得に税金がかかります。(参考:国税庁「No.3202 譲渡所得の計算のしかた(分離課税)」

亡くなった人の取得費を基に相続不動産は計算するため、購入時の契約書や領収書を売却前に探しておきましょう。(参考:国税庁「No.3270 相続や贈与によって取得した土地・建物の取得費と取得の時期」

項目 かかるタイミング 概要 注意点
譲渡所得税 売却益が出たとき 譲渡所得に対して課税される 特例適用で軽減できる場合がある
住民税 売却益が出たとき 譲渡所得に対して課税される 所有期間で税率が変わる
印紙税 売買契約時 契約書に貼付する収入印紙で納める 売買金額で税額が変わる
登録免許税 登記手続き時 抵当権抹消などの登記で発生する 司法書士費用もあわせて確認する
仲介手数料 売却成立時 不動産会社へ支払う報酬 法律で定められた上限額を確認する
測量・解体費 必要な場合 境界確定や更地売却で発生する 物件条件や売却方法で金額が変わる

手取り額は税金だけでなく仲介手数料、測量費、解体費、登記費用も含めて確認してください。

売却益にかかる譲渡所得税の仕組み

譲渡所得税は取得費や譲渡費用を差し引いた利益にかかる税金です。

譲渡所得の計算式

譲渡所得 = 譲渡価額 −(取得費 + 譲渡費用)− 特別控除額

  • 譲渡価額:不動産を売却した金額
  • 取得費:購入代金、購入時の仲介手数料、登記費用など
  • 譲渡費用:売却時の仲介手数料、測量費、建物の解体費など
  • 特別控除額:条件を満たす場合に差し引ける控除

特例を使えると課税対象の譲渡所得を抑えられる場合があり、国税庁では取得費が分からないときは売却金額の5%相当額を取得費にできると案内しています。(参考:国税庁「No.3258 取得費が分からないとき」

概算取得費を使うと譲渡所得が大きくなる場合があるため、購入時の契約書や領収書、登記費用の資料を先に探しましょう。

所有期間による税率の違い

譲渡所得の税率は売却年の1月1日時点の所有期間で決まり、5年超は長期譲渡所得、5年以下は税率が高い短期譲渡所得です。(参考:国税庁「No.3208 長期譲渡所得の税額の計算」「No.3211 短期譲渡所得の税額の計算」

区分 所有期間 所得税 住民税 合計の目安
短期譲渡所得 5年以下 30% 9% 39.63%
長期譲渡所得 5年超 15% 5% 20.315%

相続不動産は亡くなった人の取得時期を引き継げるため、所有期間が5年を超えていれば相続後すぐの売却でも長期譲渡所得に該当する場合があります。(参考:国税庁「No.3270 相続や贈与によって取得した土地・建物の取得費と取得の時期」

復興特別所得税を含む税率や特例条件は変わる場合があるため、売却前に税理士や税務署へ確認しましょう。

印紙税・登録免許税・仲介手数料

売却時には譲渡所得税以外に、印紙税や登録免許税、仲介手数料以がかかります。

費用名 かかる場面 内容・目安 売却前に見ること
印紙税 売買契約時 売買契約書に収入印紙を貼付する 売買金額ごとの税額
登録免許税 登記手続き時 抵当権抹消などで発生する 司法書士費用を含めた総額
仲介手数料 売却成立時 不動産会社へ支払う報酬 上限額と消費税
測量費 境界確認が必要な場合 土地の境界を確認する費用 隣地との境界状況
解体費 更地で売る場合 建物を解体する費用 建物状態と売却条件

仲介手数料や測量費、建物の取壊し費用なども譲渡費用の対象です。(参考:国税庁「No.3202 譲渡所得の計算のしかた(分離課税)」

手取り額を考えるときは売却価格から税金、仲介手数料、測量費、解体費、登記費用を差し引いて見ましょう。

相続不動産の売却後は確定申告が必要?

相続不動産を売却して譲渡所得が出た場合や、税制特例を使う場合は確定申告が必要です。(参考:国税庁「No.3102 譲渡所得の申告期限」

ケース 確定申告の必要性 理由 確認すべきこと
売却益が出た 必要 譲渡所得税の申告が必要になるため 取得費・譲渡費用
特例を使う 必要 控除の適用には申告が必要になるため 必要書類・適用条件
売却損が出た 原則不要な場合がある 課税される譲渡所得が発生しないため 他の特例を使えるか
必要か迷う 確認が必要 取得費や譲渡費用の計算で変わるため 税理士・税務署への相談

控除で税額が0円になる場合でも、取得費加算の特例や空き家の3,000万円特別控除を使うなら、必要書類をそろえて申告しましょう。

確定申告が必要なケース

相続不動産の売却で譲渡所得が出た場合は、確定申告が必要です。

国税庁では土地や建物の譲渡所得は売却金額から取得費と譲渡費用を差し引いて計算すると案内されており、計算結果がプラスなら申告対象になります。(参考:国税庁「No.3202 譲渡所得の計算のしかた(分離課税)」

譲渡所得の計算式

譲渡所得 = 譲渡価額 −(取得費 + 譲渡費用)− 特別控除額

  • 譲渡価額:不動産を売却した金額
  • 取得費:購入代金、購入時の仲介手数料、登記費用など
  • 譲渡費用:売却時の仲介手数料、測量費、建物の解体費など
  • 特別控除額:条件を満たす場合に差し引ける控除

取得費加算の特例や空き家の3,000万円特別控除を使う場合は、税額が0円でも必要書類を添えて確定申告する必要があります。(参考:国税庁「No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例」「No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」

売却後に保管しておく書類
  • 売買契約書
  • 取得時の契約書・領収書
  • 仲介手数料や測量費の領収書
  • 登記事項証明書
  • 解体費や修繕費の領収書
  • 特例に必要な確認書類

申告期限や必要書類は変わる場合があるため、売却後は書類を保管して期限前に税理士や税務署へ相談しましょう。

確定申告が不要なケース

取得費や譲渡費用を売却金額から差し引いた結果、譲渡所得がマイナスの場合は確定申告は不要な場合があります。

ただし売却損が出ても還付や損益通算の対象になる場合があるため、申告の要否は自己判断せず税理士や税務署へ確認しましょう。

申告が必要か迷うときの確認事項
  • 譲渡所得がプラスかマイナスか
  • 取得費や譲渡費用を正しく計算できているか
  • 取得費加算の特例を使うか
  • 空き家の3,000万円特別控除を使うか
  • 還付や損益通算の対象になるか

相続不動産を売却する流れ

相続 不動産 売却 期限

相続不動産を売却する場合は、相続人の確定、遺産分割協議、相続登記、査定、売却活動、確定申告までを期限から逆算して進めます。

ステップ やること 期限・目安 注意点
相続人確定 戸籍収集・遺言書確認 相続後すぐ 相続人が多いと長期化しやすい
遺産分割協議 売却方針を決める 1〜3ヶ月が目安 相続人全員の合意が必要
相続登記 不動産の名義を変更する 3年以内だが売却前に必要 売却予定があるなら早めに申請する
査定依頼 市場価格を確認する 売却を迷い始めた段階 複数社の査定額を比べる
売却活動 媒介契約・販売活動を進める 3〜6ヶ月が目安 物件条件や市場環境で変わる
決済・確定申告 引き渡し・申告を行う 売却翌年 特例を使う場合は申告が必要

納税に売却代金を使う場合は10ヶ月以内の資金確保を見込みつつ、売却予定があるなら3年の期限を待たずに相続登記を進めましょう。(参考:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」

遺言書の確認と相続人の確定

相続不動産を売却するには、最初に遺言書の有無と相続人を確認します。

遺言書の確認や相続人の確定が遅れると遺産分割協議や相続登記に進めず、売却代金で納税資金を用意する時期にも影響するためです。

確認すること 主な内容 期限への影響
戸籍収集 被相続人の出生から死亡までの戸籍を集める 相続人が多いと時間がかかる
遺言書の確認 公正証書遺言や自筆証書遺言の有無を見る 分割方法や売却方針に影響する
検認手続き 自筆証書遺言がある場合に家庭裁判所で行う 手続きが必要な場合は売却準備が遅れる
相続関係書類 相続関係説明図や法定相続情報一覧図を用意する 登記や税務手続きで使う

相続人が多い場合や連絡が取りづらい人がいる場合は早めに戸籍を集め、必要に応じて司法書士へ登記書類の準備も相談しましょう。

遺産分割協議と協議書の作成

相続人が複数いる場合は、誰が不動産を取得し、どの方針で売るかを遺産分割協議で決めましょう。

共有名義の不動産を売却するには共有者全員の同意が必要なため、一部の相続人だけで方針を決めると手続きが止まるおそれがあります。

遺産分割協議で決めること
  • 1人が単独で取得して売却するか
  • 共有名義のまま売却するか
  • 代償分割で他の相続人へ金銭を支払うか
  • 売却代金をどの割合で分けるか
  • 売却窓口を誰が担当するか

登記や売却手続きを進めるため、売却方針が決まったら相続人全員の合意内容を遺産分割協議書に残してください。

相続登記の申請

売却予定がある場合は、法務省が案内する3年以内の期限を待たず、相続登記を早めに進めましょう。(参考:法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」

亡くなった人の名義のままでは所有権移転が進みにくいため、査定や相続人との話し合いと並行して登記書類を準備します。

相続登記後に使う書類
  • 登記事項証明書
  • 遺産分割協議書
  • 相続関係書類
  • 本人確認書類
  • 確定申告や特例申請に必要な書類

相続人が多い場合や協議がまとまらない場合は司法書士や弁護士へ相談し、売却開始までの遅れを減らすようにしてください。

不動産会社へ査定依頼

相続不動産の査定は、相続登記の完了前でも相場把握のために相談できる場合があります。

名義整理は売却手続きに必要ですが、先に査定額を把握すると売却・保有の判断や納税資金の見込みを立てやすくなるでしょう。

査定時に伝えること
  • 相続登記が完了しているか
  • 相続人全員の売却意向があるか
  • 納税資金に売却代金を使う予定があるか
  • 境界や測量に不安があるか
  • 仲介と買取のどちらを検討しているか

査定は1社だけで決めず、査定額や売却期間、相続不動産への対応経験を見比べてください。

媒介契約と売却活動

査定額や売却方針が決まったら、不動産会社と媒介契約を結び、売却活動を始めましょう。

売却活動では広告掲載や内見対応、価格交渉を進めますが、土地は境界確定や測量の有無で売却にかかる期間は変わります。

売却活動前に確認すること
  • 境界が確定しているか
  • 測量が必要か
  • 解体して売るか、そのまま売るか
  • 残置物の処分が必要か
  • 契約不適合責任の範囲をどうするか

相続税や税制特例の期限が近い場合は、必要に応じて買取も検討しましょう。

売買契約・決済・確定申告

売買契約後は決済・引き渡しを行い、売却翌年の2月16日から3月15日までに譲渡所得を申告します。(参考:国税庁「No.3102 譲渡所得の申告期限」

確定申告で使う主な書類
  • 確定申告書
  • 譲渡所得の内訳書
  • 売買契約書の写し
  • 取得時の契約書や領収書
  • 仲介手数料や測量費の領収書
  • 登記事項証明書

取得費加算の特例や空き家の3,000万円特別控除を使う場合に備え、契約書や領収書などの必要書類を保管しておきましょう。

相続不動産を売却する際の注意点

相続不動産を期限内に売却したい場合は、共有者の同意、境界、解体方針、納税期限、税制特例を売却前に確認します。

注意点 確認する理由 確認先 売却期限への影響
共有者の同意 売却手続きに必要なため 相続人・弁護士 合意できないと売却が遅れる
境界確認 土地売却で必要になりやすいため 土地家屋調査士 測量や隣地立会いに時間がかかる
解体方針 売却条件や価格に影響するため 不動産会社 解体期間や費用を見込む必要がある
契約不適合責任 売却後のトラブルを防ぐため 不動産会社・専門家 事前調査に時間がかかる場合がある
納税期限 相続税の資金準備に関係するため 税理士 10ヶ月以内の現金化が必要な場合がある
税制特例 売却時の税負担に関係するため 税理士・税務署 期限を過ぎると使えない場合がある

期限内の売却を目指すなら、相続人の合意、登記、税務確認から優先して進めましょう。

共有名義は全員同意が必要

共有名義の相続不動産を全体として売却するには、共有者全員の同意が必要です。

民法では共有物の変更に他の共有者の同意が必要とされ、売却価格や時期、依頼先、分配方法で合意できないと手続きが止まる場合があります。(参考:e-Gov法令検索「民法第251条」

行為内容 必要な同意 注意点
不動産全体の売却 共有者全員 1人でも反対すると進めにくい
持分のみの売却 売却者本人 買主が限られやすい
賃貸などの管理行為 持分価格の過半数 契約内容により確認が必要

共有者の意向が分かれる場合は査定額や維持費を共有して話し合い、合意が難しければ弁護士へ相談しましょう。

境界未確定は測量が必要

土地の境界が未確定の場合は、売却前に測量や隣地立会いが必要になることがあるでしょう。

境界があいまいな土地は面積や売却価格、契約条件を決めにくく、隣地立会いが必要な場合は売却開始まで時間がかかります。

境界確認で見ておくこと
  • 境界標が残っているか
  • 測量図があるか
  • 隣地所有者と連絡が取れるか
  • 越境物がないか
  • 確定測量が必要か

納税期限や税制特例の期限にも影響する可能性があるため、早めに不動産会社や土地家屋調査士へ相談しましょう。

解体費用と更地渡し条件

古家付き土地は解体して売るか現況で売るかにより、費用と売却期間が変わります。

更地渡しでは解体費用や工期に加え、住宅用地特例が外れた場合の固定資産税も見込んでおきましょう。

売却方法 特徴 注意点
現況のまま売る 解体前に売却活動を始められる 建物状態が価格に影響する
更地で売る 土地として検討されやすい 解体費用と工期が必要
買主負担で解体する 売主の初期費用を抑えられる 価格交渉に影響する場合がある

解体後に買主が決まらないと固定資産税や管理費の負担が続くため、解体時期は不動産会社へ売却条件を相談してから決めるようにしてください。

契約不適合責任への対応

相続不動産を売却する前に、雨漏り、シロアリ、設備不良、境界問題を確認します。

民法では契約内容に合わない不具合がある場合に修補や代金減額などを請求できるため、買主は売却前に建物状態と責任範囲を見ておきましょう。(参考:e-Gov法令検索「民法第562条」

事前に確認したい不具合
  • 雨漏りや外壁のひび割れ
  • シロアリ被害や腐食
  • 給排水管や設備の故障
  • 残置物や埋設物
  • 境界や越境の問題

築年数が古い家や長期間空き家だった物件は建物状況調査や告知内容を確認し、不動産会社と相談した責任範囲を契約書に明記してください。

相続税納税期限のスケジュール管理

売却代金を相続税の納税資金に使う場合は、10ヶ月以内に資金を用意できるか逆算します。

相続税の申告・納税は10ヶ月以内のため、納税期限が近い場合は仲介だけでなく、早期現金化を見込める買取も検討しましょう。(参考:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」

納税資金を考えるときの確認事項
  • 相続税が発生するか
  • 納税期限まで何ヶ月あるか
  • 売却代金で納税資金をまかなえるか
  • 仲介で間に合うか
  • 買取や自己資金も検討するか

仲介では10ヶ月以内に売却できるとは限らないため、納税資金に不安がある場合は税理士と不動産会社へ早めに相談してください。

税制特例の適用条件確認

取得費加算の特例や空き家の3,000万円特別控除は、売却前に適用条件を確認しましょう。(参考:国税庁「No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例」国土交通省「空き家の発生を抑制するための特例措置」

比較項目 取得費加算の特例 空き家の3,000万円特別控除
主な対象 相続税を支払った人 一定の相続空き家を売る人
期限の目安 相続開始から3年10ヶ月以内の売却が目安 相続開始から3年目の年末までが目安
仕組み 相続税の一部を取得費に加算する 譲渡所得から控除する
確認先 税理士・税務署 税理士・税務署

税制特例は期限や必要書類があるため、売却前に税理士や税務署へ相談し、使える制度を把握しておくのが大切です。

相続不動産の売却におすすめの一括査定

相続不動産を期限内に売却したい場合は、早めに査定額を確認し、売却・保有・買取の方針を決めましょう。

納税資金に売却代金を使う場合は10ヶ月以内の期限を意識し、査定と並行して相続登記の準備も進めます。(参考:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」

メリット 理由 判断に使えること
査定額を把握できる 売却・保有を考える基準になるため 売却判断
複数社の価格差を見られる 1社だけの査定額に偏りにくいため 相場感
売却期間を相談できる 相続税や税制特例の期限を踏まえられるため スケジュール管理
仲介・買取を比べられる 価格重視か現金化重視かを選べるため 納税資金の確保
相続に慣れた会社を探せる 共有者対応や登記前後の相談が必要になるため 依頼先選び

複数社の査定で売却価格や期間の目安をつかめますが、査定額は売却保証額ではなく申し込み後には各社から連絡が来ることもあります。

納税期限が近い場合は買取相談も含め、相続登記や共有者対応まで相談できる会社かを査定時に確認しましょう。

HOME4U|NTTデータグループ運営の安心感

HOME4U
項目 内容
サービス名 HOME4U(ホームフォーユー)
運営会社 株式会社NTTデータ・スマートソーシング(NTTデータグループ)
サービス内容 不動産一括査定サービス(日本初)
利用料金 完全無料
提携会社数 約2,500社(大手から地域密着型まで)
対応物件 マンション、一戸建て、土地など
所要時間 最短60秒(Webフォーム入力)
比較可能数 最大6社
対応エリア 全国対応
公式HP https://www.home4u.jp/sell/
特徴 ・日本初の一括査定サイト(2001年~)
・NTTデータグループ運営で情報管理が安心
・抵当権付き物件の相談実績も豊富
・厳選された優良不動産会社のみと提携

「HOME4U(ホームフォーユー)」は、NTTデータグループが運営する不動産情報総合サイトで、マンション・戸建て・土地の売却に対応した一括査定サービスを無料で提供しています。

2001年にサービスを開始し、運営歴は20年以上と日本で最も早く一括査定を提供した実績がある、信頼性の高いサービスです。

HOME4Uの強みや選ばれる理由

  • NTTデータグループ運営、Pマーク取得の信頼性
  • 業界初(2001年〜)の業界最長実績
  • 悪質な不動産業者を排除するパトロール制度
  • 宅地建物取引士などの専門スタッフがサポート

相続した家の売却にHOME4Uがおすすめな理由

HOME4Uでは、相続税対策や税理士紹介などの周辺サービスも充実しています。
そのため、売却以外の選択肢も視野に入れた相談やサポートが可能です。

また相続した物件が店舗、地方の広大な土地などの場合でも適切な不動産会社とマッチングしやすいのも強みです。

  • 売却以外の選択肢でも、安心して相談できる
  • 独自の審査を通過した信頼できる不動産会社のみと提携
  • 大手から地域密着型の中小企業まで幅広い選択肢がある

すまいValue|大手不動産6社に直接依頼できる

すまいValue
項目 内容
サービス名 すまいValue(すまいバリュー)
運営会社 大手不動産会社6社の共同運営
(三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブル、野村の仲介+、小田急不動産、三菱地所ハウスネット)
サービス内容 大手6社にまとめて査定依頼できる不動産一括査定サイト
利用料金 完全無料(不動産会社からの手数料で運営)
提携会社数 6社(いずれも業界上位)
対応物件 マンション、一戸建て、土地など
所要時間 最短60秒(Webフォーム入力)
比較可能数 最大6社(大手6社すべて)
対応エリア 全国対応(全国835店舗 ※2024年度時点)
公式HP https://sumai-value.jp/
特徴 ・トラブルなしで取引できたと回答したユーザー95.5%
・成約件数:年間11万件以上(2024年度実績)
・成約スピード:71.3%が3か月以内に成約
・FP相談や相続支援などの付帯サービスが充実
(参考:すまいValue 公式サイト

すまいValueは、小田急不動産、住友不動産販売、東急リバブル、野村不動産ソリューションズ(三井のリハウス)、三菱地所ハウスネットの業界大手6社による唯一の公式査定サイトです。
自社のユーザーアンケートでは、95.5%が「トラブルなく安心して取引できた」と回答していることから、信頼できる仲介会社に直接依頼できる安心感が評価されています。

ファイナンシャルプランナーや税理士による個別相談会・相続勉強会、不動産知識を解説したすまいValueマガジンなど、相続の複雑な事情を抱える人向けのサポートも充実しています。

すまいvalueの強みや選ばれる理由

  • サイト自体を不動産仲介のトップ企業6社が共同で運営している
  • 膨大な成約データに基づいた「精度の高い査定」で早期売却の可能性が高い
  • 大手各社が独自に提供する売却サポートメニューがそのまま適用される
  • 利用者アンケートでの信頼度95.5%(参考:すまいValue 公式サイト

相続した家の売却にすまいValueがおすすめな理由

相続物件が地方にあり、相続人が都市部に住んでいる場合でもすまいValueなら連携がスムーズです。
「東京に住んでいるが、地方の実家にある家を売りたい」といった場合でも、最寄りの店舗で相談しながら現地の店舗が動く、などの連携が可能です。

  • 膨大な購入検討者データに直接アプローチでき、早期契約につながりやすい
  • 大手ならではの透明性の高い取引が期待できる

イエウール|全国2,000社以上と提携する最大級の一括査定

イエウール
項目 内容
サービス名 イエウール
運営会社 株式会社Speee(東証スタンダード上場)
サービス内容 不動産一括査定サイト(最大6社に同時依頼可能)
利用料金 完全無料(不動産会社からの手数料で運営)
提携会社数 全国2,000社以上
対応物件 マンション、戸建て、土地 など
所要時間 最短60秒(Webフォーム入力)
比較可能数 最大6社
対応エリア 全国47都道府県
公式HP https://ieul.jp/
特徴 ・悪徳業者の排除体制あり
・実績:利用者数・提携社数・エリア網羅率で1位(2025年1月調査)

イエウールは、株式会社Speeeが運営する日本最大級の不動産一括査定サイトです。

全国2,000社以上と提携し、マンション・戸建て・土地など物件種別を問わず幅広い対応が可能です。

査定依頼は最短60秒で完了し、最大6社まで同時に比較ができます。
2025年1月時点では、「利用者数」「提携会社数」「エリアカバー率」の3項目で1位を記録するなど、実績も十分です。

イエウールの強みや選ばれる理由

  • 業界トップクラスの2,000社以上の提携社数
  • 独自基準による厳選された悪徳業者を排除する仕組み
  • 年間450万件以上の利用実績でNO.1を記録
  • チャット形式の入力画面で直感的な操作が可能

イエウールが相続した物件の一括査定でおすすめな理由

イエウールは中立な第三者評価で、納得感のある財産分与をサポートする一括査定サービスです。
相続した物件も、イエウールなら最大6社の査定書を取得できるので客観的な市場相場を根拠として提示できます。イエウールは全国2,000社以上と業界トップクラスの提携社数を誇ります。
大手はもちろん、地域に根ざした不動産会社も多数登録されているので高く・早く売れる可能性が高いです。

相続不動産の売却期限に関するQ&A

相続不動産の売却自体に明確な期限はありませんが、相続税、相続登記、税制特例には期限があります。

売却を急ぐべきか迷う場合は、納税資金、相続登記の状況、税制特例の適用期限を先に見ておきましょう。

相続不動産は何年以内に売らないといけない?

相続不動産の売却自体に、法律上の期限はありません。

税制特例・相続税・相続登記には期限があるため、税負担や手続きの遅れを避けたい場合は3年以内を目安に検討します。

確認する期限 目安 関係する内容
相続税の申告・納税 10ヶ月以内 納税資金の準備
相続登記 3年以内 名義変更
税制特例 3年〜3年10ヶ月が目安 譲渡所得税の軽減

まずは査定額と維持費を出し、売却・保有・賃貸活用の方針を決めましょう。

相続税を払うための売却は10ヶ月以内に間に合う?

物件条件や相続人の合意状況によっては、10ヶ月以内に間に合わない場合があります。

相続税の申告・納税期限は10ヶ月以内のため、売却代金を使う場合は相続人の確定から売却活動まで早めに進めましょう。(参考:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」

10ヶ月以内に売却代金を用意するための確認事項
  • 相続発生後すぐに査定額を確認する
  • 相続人全員で売却方針を話し合う
  • 相続登記の準備を進める
  • 仲介で間に合うか、買取も含めて相談する
  • 納税資金が不足する場合は税理士へ相談する

売却代金を納税資金に使う場合は税理士と不動産会社へ相談し、期限から逆算して進めるのがポイントです。

相続から3年を過ぎたら売却できない?

相続から3年を過ぎても、不動産の売却はできます。

ただし相続登記や税制特例の期限に影響する場合があるため、売却前に登記状況、査定額、税金の見込みを確認しましょう。参考:法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」

3年経過後に確認すること 理由
相続登記の状況 売却手続きに名義整理が関係するため
税制特例の適用可否 期限を過ぎると使えない場合があるため
建物の劣化状況 老朽化で査定額や売却条件に影響するため

建物の劣化が進んでいる場合は査定額や売却条件にも関わるため、税理士や不動産会社へ早めに相談することが大切です。

相続登記前に売却できる?

査定相談はできる場合がありますが、実際に引き渡すには相続登記が必要です。

相続登記は不動産取得を知った日から3年以内に申請が必要なため、売却予定があるなら査定と並行して登記準備を進めましょう。(参考:法務省「相続登記の申請義務化に関するQ&A」

手続き段階 相続登記前の対応 注意点
査定相談 相談できる場合がある 相続人の状況を伝える
売買契約 条件により相談が必要 登記完了の時期を確認する
決済・引き渡し 相続登記が必要 名義整理が遅れると引き渡しに影響する

売却予定がある場合は、3年の期限を待たずに相続登記を進めてください。

相続不動産は共有名義でも売却できる?

共有名義でも売却できますが、不動産全体を売るには共有者全員の同意が必要です。

共有不動産全体を売却するには共有者全員の同意が必要なため、売却価格や時期、不動産会社、代金の分配方法を早めに話し合いましょう。(参考:e-Gov法令検索「民法第251条」

行為 必要な同意 注意点
不動産全体の売却 共有者全員 1人でも反対すると進めにくい
持分のみ売却 本人のみ 買主が限られやすい
賃貸などの管理行為 持分価格の過半数 契約内容により確認が必要

共有者の意見が分かれる場合は査定額をもとに話し合い、必要に応じて弁護士へ相談してください。

相続不動産を3年以内に売ると必ず節税できますか?

3年以内に売っても、必ず節税できるわけではありません。

空き家の3,000万円特別控除や取得費加算の特例は、売却期限だけでなく、対象者、建物の状態、相続税の有無などの要件を満たす場合に使える制度です。(参考:国税庁「No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例」国税庁「No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」

使える特例を誤ると税額に影響するため、売却前に税理士や税務署へ確認しましょう。

相続税の納税期限までに家が売れない場合はどうする?

納税期限までに家が売れない場合は、自己資金、延納、買取などを含めて対応を検討します。

相続税は申告期限までの金銭一括納付が原則のため、売却代金を納税資金に使う場合は税理士と不動産会社へ早めに相談しましょう。(参考:国税庁「No.4205 相続税の申告と納税」

納税期限までに売れない場合の対応
  • 自己資金や預貯金で納税できるか確認する
  • 延納の対象になるか税理士へ相談する
  • 仲介売却で間に合うか確認する
  • 早期現金化が必要なら買取も検討する

10ヶ月以内に売却できるとは限らないため、相続発生後は早めに査定と納税資金の確認を進めてください。

相続不動産は売却期限を意識して早めに判断を|まずは一括査定で相場を確認

相続不動産は、相続開始から3年以内(実質3年10か月以内)に売却の判断をするのがおすすめです。

法律上の強制的な売却期限はありませんが、税制上の優遇措置によって手残りの現金に数百万円単位の差が生まれます。

  • 税負担の軽減措置には、相続から約3年の期限がある
  • 維持コストと特定空き家の指定による増税リスクがある
  • 相続登記義務化への対応よによる過料の対象となる可能性がある

相続不動産の資産価値を最大化させるためには、遅くとも相続から3年以内、理想的には相続税納税を見据えた10ヶ月以内に行動しましょう。
そこでまず最初に使いたいのが不動産一括査定サービスです。

  • 適正相場がわかる
    複数の専門業者の価格が手にでき、買い叩かれるリスクを防止できます。
  • 相続対策に強い会社を見つけやすい
    境界確定や古家解体など、相続物件の課題に強い会社を見極めやすいです。
  • 手間がかからない
    スマホで数分の入力で完了!地方の物件でもすぐに査定額がわかります。

「相続不動産が今いくらで売れるのか」という客観的な相場を把握し、特例を利用した場合の税額シミュレーションにお役立てください。